JAPAN CLASSIC株式会社Japan Classic

2026.08.02

システム開発の見積もりは、なぜ会社によって何倍も違うのか

同じ話をしたはずなのに、金額が何倍も違う。その差がどこから来ているのかを、内側から書きます。

同じ相談を三社にして、百万円と三百万円と五百万円が並ぶ。よくあることです。そして経営者は困ります。安い会社は手を抜くのではないか。高い会社は吹っかけているのではないか。見積書を見比べても、その差がどこから来ているのかは書かれていません。

金額の大半は、機能の数で決まっていない

見積書には機能の一覧が並びます。しかし金額を動かしている一番大きな要素は、そこではありません。何人が関わるか、です。

一般的な開発会社では、一つの案件に営業、ディレクター、設計者、開発者、テスト担当が関わります。人が増えるほど、打ち合わせが増えます。伝言が増えます。伝言が増えるほど、認識のずれが生まれ、それを埋めるためにまた打ち合わせが必要になります。

この時間は、機能を一つも増やしていません。それでも人件費として計上され、見積もりに乗ります。五百万円の見積もりのうち、実際に動くものをつくるために使われている割合が、半分を切ることも珍しくありません。

安い見積もりが安い理由も、機能ではない

では安ければいいのかというと、そうではありません。安い見積もりには、二つの型があります。

  • 一つ目は、範囲を狭く見積もっている型。着手してから「それは別途です」が積み重なり、最終的に高い見積もりを超える。
  • 二つ目は、つくって終わりにする型。納品された時点では動くが、現場で使い始めて出てくる不便に対応しない。使われないまま置かれ、全額が無駄になる。

どちらも、最初の金額だけを見ていると分かりません。見積書に書かれるのは金額と機能名であって、どこまでやるかとどこからやらないかは、たいてい書かれていないからです。

では、何を聞けばいいか

相見積もりを取るとき、金額の内訳よりも先に聞いた方がいいことが三つあります。

  • この案件に、御社では何人が関わりますか。
  • 納品したあと、使いにくかった箇所の調整は、追加費用になりますか。
  • 今日この場で話した内容は、誰まで伝わりますか。伝言は何回挟まりますか。

この三つの答えは、機能一覧よりも正直に、その会社の仕事の仕方を映します。

私たちの場合

株式会社Japan Classicでは、企画から設計、開発、納品後の調整まで、代表の榮原が一人で担当します。分業しないので、伝言がゼロです。打ち合わせで話したことは、その日のうちに手が動きます。

会計ソフト「エール」を、企画から運用まで一人でつくりました。越境ECを、仕入れから発送まで一人で回しています。旅館と不動産の現場に入り、実際に毎日使われている管理画面をつくりました。人を挟まずに最後までやり切るというのは、そういう意味です。

提案書と見積もりは無料でお出しします。使い勝手の調整に追加費用はいただきません。納得いただいてから納品します。安いから選んでくださいとは言いません。何にお金が使われるのかを、先に分かった上で決めていただきたいと思っています。

高いか安いかは、金額だけでは決まりません。その金額のうち、どれだけが自分の会社のために使われるかで決まります。

同じような状態でお困りでしたら、一度お話を聞かせてください。

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